コラム
「報・連・相」
平成20年5月15日
4月に入り、皆様の会社にも新しい社員が多数入社されたことでしょう。今年は景気回復も手伝って売手市場だったようです。私はバブル崩壊後の最も厳しい時期に就職活動をしたので少し羨ましい気も致しますが、入社後に頑張って自分を磨くのは同じこと。自社も含め、今年の新入社員の皆様の成長を期待します。
さて、入社後すぐの新入社員教育で[報・連・相]という言葉を教える会社が今だ多いようです。報告=電子メールの時代となった今でも、報・連・相の基本は同じだと思います。特に上司への報告は、電子メールが主体になった今だからこそ、簡潔かつ正確に、タイミングよく行わなければなりません。最近、原子力発電所で臨界事故の報告が行われなかった事件等もあり、正直に報告するという当たり前のことの大切さを今更ながら実感しています。
結果や状況を正確に報告することが新入社員の一番大切な仕事だとしたら、中堅社員に求められるのは、ただの報告にとどまらずにちゃんと自分の意見を持って上司に対してサジェスト=提案することだと、考えさせられる出来事が先日ありました。
2月21日に、富山サンダーバーズ監督の鈴木康友氏のお話を伺う機会がありました。私は野球についてはあまり詳しくないのですが、子供の頃のお話から読売ジャイアンツに入団されたときのお話など、大変わかりやすく興味深く聞かせて頂きました。
その中で一番心に残ったのは、2002年以降に原監督に請われて読売ジャイアンツのコーチをしておられた時のお話です。
原監督は、長嶋監督時代にヘッドコーチをしていた経験から、自分が監督になられた時、自分には最終決定以外の選択肢を与えないで欲しい、とコーチの皆さんに言われたそうです。当時コーチの皆さんは鈴木氏を含め皆30代前後で若かったそうですが、実際に現場で直接選手に接しているコーチを全面的に信頼するので原監督に対しては「この投手で行きましょう!」「この打順で行きましょう!」という言い方をしてください、と。選手の現在の状態を正確に報告することはもちろん大切ですが、その報告後、「どの投手がいいですか?」「どんな打順にしましょうか?」という聞き方はしないで欲しい、と言われたとのことでした。コーチのサジェストを受けた上で原監督が、最後に「よし、OK」か「ダメ、考え直し」のどちらかの判断を下し、最終的な責任は原監督が取られたそうです。原監督自身、監督就任当初はお若かったのでコーチというブレインを最大限有効に機能させよう、という作戦だったのだと思いました。
このお話を伺った時、まず最初に思ったのは自分が上司に対してどのような報告をしているか、ということでした。どれだけ自分の意見を述べて提案をしているか、そう自分に問いかけた時、いわゆるお伺いを立てるような報告に終始している気がしました。上司に責任を丸投げして、上司の言う通りに行動している。もちろんその方が私が楽だからですが、それではここまで私を育ててくれた上司がいつまで経っても楽にならないし、自分自身も成長しない、と反省しました。また、口頭での報告とは異なり電子メールでの報告の場合は、どこまでが報告でどこからが提案かを、上司に明確にわかるように書かねばならないと思いました。
新入社員はもちろん、中堅社員、もっとベテラン社員になっても「報告」さらには「報・連・相」をブラッシュアップしていく必要性があることを痛感したお話でした。鈴木さん、自分を見直す機会を下さって、本当にありがとうございました。
さて、入社後すぐの新入社員教育で[報・連・相]という言葉を教える会社が今だ多いようです。報告=電子メールの時代となった今でも、報・連・相の基本は同じだと思います。特に上司への報告は、電子メールが主体になった今だからこそ、簡潔かつ正確に、タイミングよく行わなければなりません。最近、原子力発電所で臨界事故の報告が行われなかった事件等もあり、正直に報告するという当たり前のことの大切さを今更ながら実感しています。
結果や状況を正確に報告することが新入社員の一番大切な仕事だとしたら、中堅社員に求められるのは、ただの報告にとどまらずにちゃんと自分の意見を持って上司に対してサジェスト=提案することだと、考えさせられる出来事が先日ありました。
2月21日に、富山サンダーバーズ監督の鈴木康友氏のお話を伺う機会がありました。私は野球についてはあまり詳しくないのですが、子供の頃のお話から読売ジャイアンツに入団されたときのお話など、大変わかりやすく興味深く聞かせて頂きました。
その中で一番心に残ったのは、2002年以降に原監督に請われて読売ジャイアンツのコーチをしておられた時のお話です。
原監督は、長嶋監督時代にヘッドコーチをしていた経験から、自分が監督になられた時、自分には最終決定以外の選択肢を与えないで欲しい、とコーチの皆さんに言われたそうです。当時コーチの皆さんは鈴木氏を含め皆30代前後で若かったそうですが、実際に現場で直接選手に接しているコーチを全面的に信頼するので原監督に対しては「この投手で行きましょう!」「この打順で行きましょう!」という言い方をしてください、と。選手の現在の状態を正確に報告することはもちろん大切ですが、その報告後、「どの投手がいいですか?」「どんな打順にしましょうか?」という聞き方はしないで欲しい、と言われたとのことでした。コーチのサジェストを受けた上で原監督が、最後に「よし、OK」か「ダメ、考え直し」のどちらかの判断を下し、最終的な責任は原監督が取られたそうです。原監督自身、監督就任当初はお若かったのでコーチというブレインを最大限有効に機能させよう、という作戦だったのだと思いました。
このお話を伺った時、まず最初に思ったのは自分が上司に対してどのような報告をしているか、ということでした。どれだけ自分の意見を述べて提案をしているか、そう自分に問いかけた時、いわゆるお伺いを立てるような報告に終始している気がしました。上司に責任を丸投げして、上司の言う通りに行動している。もちろんその方が私が楽だからですが、それではここまで私を育ててくれた上司がいつまで経っても楽にならないし、自分自身も成長しない、と反省しました。また、口頭での報告とは異なり電子メールでの報告の場合は、どこまでが報告でどこからが提案かを、上司に明確にわかるように書かねばならないと思いました。
新入社員はもちろん、中堅社員、もっとベテラン社員になっても「報告」さらには「報・連・相」をブラッシュアップしていく必要性があることを痛感したお話でした。鈴木さん、自分を見直す機会を下さって、本当にありがとうございました。
Contents of This site
コラム
イルカと私
建設業界における...
まちおこしとコーデ...
新年の願い
ポリスコップが店頭...
写真機
個人情報保護と情...
アレキサンダー大...
監視社会と衆愚政治
スイッチ
富山の魅力再発見...
楽しい仕事のやり方
健康って?
中高年の健康志向
常識があるということ
ルールを決めるのは...
東京での富む山
よい組織作りを...
報・連・相
イルカと私
建設業界における...
まちおこしとコーデ...
新年の願い
ポリスコップが店頭...
写真機
個人情報保護と情...
アレキサンダー大...
監視社会と衆愚政治
スイッチ
富山の魅力再発見...
楽しい仕事のやり方
健康って?
中高年の健康志向
常識があるということ
ルールを決めるのは...
東京での富む山
よい組織作りを...
報・連・相
ITコーディネータとは
本格的な情報革命を迎え、あらゆる企業がITを機軸とした経営革新に取り組んでいる現在。
経営と情報と人の架け橋となって、企業の「IT維新」の道を切り開く役割を担うのが、ITコーディネータです。
〒930-0094
富山県富山市安住町5-21
富山県総合福祉会館
ボランティア交流サロン内NPO法人ITC富山
info@itc-toyama.org
Copyright©2005-2006
IT-Coordinator Toyama All Rights Reserved.
富山県富山市安住町5-21
富山県総合福祉会館
ボランティア交流サロン内NPO法人ITC富山
info@itc-toyama.org
Copyright©2005-2006
IT-Coordinator Toyama All Rights Reserved.
